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デジタル写真って。

私の写真を見た人から「絵みたい」とか「写真ですか」という言葉を聞くことは少なくありません。

私がお答えするのは。
「アートです。」
はい、写真を撮ってるという価値観は持っていません。

じつはこれ日本特有のものなのです。
【写真】という言葉の信仰みたいなもので、真実を写すと思い込んでしまっているのです。

対する、日本以外の世界では【フォトグラフ】つまり光で描く【光画】を意味し、人々もそれを理解しています。
そもそも、カメラを発明したルイ・ジャック・マンデ・ダゲールもヘンリー・フォックス・タルボットも絵を綺麗に描くための機械を作ろうとしたのです。

写真はメディアの特性上、ハイライトからシャドーまで全てを記録することは出来ませんでした。
そのデメリットを個性として地位を獲得しました。
ところが、デジタル写真の登場から月日は流れ開発により今まで表現出来なかった「白飛び」や「黒つぶれ」を克服してしまったのです。
(撮影と現像の知識や技術はもちろん需要です)

つまり今、写真は原点回帰し絵画の世界に戻っているのですね。
さて、日本はいつ世界的な価値観になれるのでしょうね?

 

 

 

 

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