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アフガンに見る日本の未来
アフガニスタンでタリバンが首都を征圧。
大統領は国外に逃亡しました。
長年駐留してきたアメリカ軍が引上げを始めたのは今年。
アフガニスタン正規軍にはアメリカから最新の軍備が提供され人員の数ではタリバンを凌ぐにも関わらず戦いを放棄しました、
首都カーブル(日本ではカブールと言ってますが間違い)では国外へ逃れる国民が大挙して空港へ押し寄せ米軍の貨物機はスシ詰めで飛んでいます。
それに乗ろうとする人たちが滑走路に溢れるも、お構いなしに飛ぶ機体。
それにしがみつく人々。
離陸した機体から落下する人の影。
閲覧注意
過去にタリバンが統治した数年間、女性の人権は無くなり、文化や娯楽も禁止され逆らえば殺される。
恐怖政治に対し、命がけで脱出する彼らにとっては「残るなら死んだほうがマシ」なのかも知れません。
かつて日本は同盟国アメリカと戦いました。
当時、中立条約を結んでいたソ連は敗戦と同時に一方的に条約を破棄し攻めてきました。
それに抗う戦力なく北方領土は奪われ、65万人とも言われる日本人がシベリアへ捕虜として抑留された。
寒さと飢餓により6万人が無くなったそうです。
戦後、そのソ連の後ろ盾を得て毛沢東が樹立させた中華人民共和国は、チベット、モンゴル、ウイグルを次々と制圧しました。
その国では自由を奪われ、虐殺され、言葉や文化を奪われ。
いまも現在進行形でジェノサイド(集団殺戮)が行われ、先進各国から非難されていることは皆さんご存じの通りです。
タリバンに支援をしているのは中国で、台湾に対し「よく見ていろ!」と恫喝しています。
その中国は、次は日本と領海・領空の侵犯をくりかえし、手始めに尖閣を取りに来ています。
アフガニスタンは他国に国防を任せ、自分たちで自国を護る気概を持たなくした国がどうなるのか?
今、正に教えてくれています。