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孤独に歩め。

先日、フォトグラファーを目指し某大学の写真学科に転入したと言う若者が、会って話を聞いて欲しいと言うので時間を作ってあげました。

 

彼は仕事を見せて欲しいと言いましたが、お断りしました。

写真も持って来られていましたので拝見致しましたが、批評は一切しませんでした。

彼はどうやら弟子入りしたかったフシが見られましたが、それもお断りしました。

弟子を取らない理由を聞かれましたが、それは私の問題。

彼に関係は有りませんが、どうしても聞きたい様子だったので話してあげました。

 

お客様は私が撮る写真を求めてくれています。

私と同じものは誰にも作れませんもの。

だから自分一人で出来る範囲でやる事にしたのです。

 

かつて業界と日本の行く末を案じ勉強会も主宰として取り組みました。

未来の子供達の為に、この仕事を再び夢の職業としてもらえる様、また日本社会をよくしよう。
人の為に生きよう。

多くの人が賛同し一緒に歩んでいたハズでした。

 

しかし、コロナと言う未曾有の事態に私たちの業界は大きな打撃を受けました。

心を病む?あるいは本性が現れた?

どちらかは分かりません。

言えるのは、今の自民党総裁選同様に正論を唱える事は、いばらの道と言うこと。
いばらの上を歩くと痛みを伴います。だれもがその痛みに耐え続けることは困難です。

ゆえに過度な期待はをしたつもりは有りませんでした。

 

しかし、大きな失望を覚え心を閉ざしたいほどの出来事が重なります。

メンバーの中には支持してくれる人もいましたが一旦、代表を降りることを選択させてもらいました。

 

平穏な心を保つため、そういった行為はビジネスとしてのみ行う事にさせて頂きました。

現在は私を必要として下さる人の為に知識と場所をオンライン・サロンとして安価に提供しています。

 

私は生きる意味、この世に生み落とされた理由、自分の役割といった事をよく考えます。

たぶん多くの人はそんな事は考え無いのかも知れません。

でも「お前がやれ」と言われている様な気がするのです。

それを人に言ったところで、言われる人には迷惑な話かと思います。

 

ときどきこの言葉を思い出します。

 

“孤独に歩め。悪をなさず求めるところは少なく。林の中の象の様に。“

 

仏陀の言葉と言われています。

私は私の信じる正義を貫きたいと思います。

孤独に歩め。

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