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Luminar Neo 評価版を試してみた その3

発売間近のLuminar Neo。
そのWeb評価版の試用をさせていただいたインプレッション企画の3回目です。

今日はリライトAI。
何かと言うと画像を3D解析し近くと遠くの露光量をコントロールするというもの。

今回用意した画像は、広角レンズで撮影した完全な逆光写真。
空の階調を損ねず、太陽の周辺も後処理で回復させられるであろうギリギリの露出で撮ったものです。
 

Luminar Neo 評価版を試してみた その3

当然ですが、”近くの明るさ”は明るく。
”遠くの明るさ”は暗くなるように変更。
濃度はPhotoshopなどでよく聞く”しきい値”の様な解釈でいいかと思います。
遠くと近くの差の許容量を変えるという感じ。
今回は、この”濃度”も最大にした方が望む結果に向かっていると感じました。

Luminar Neo 評価版を試してみた その3

ただ、この処理だけではもの足りません。
現像項目の露出・ハイライト・シャドウを変更。
カラーの温かみや色合いも暖色系に。
 

Luminar Neo 評価版を試してみた その3

さらに、ビネットと太陽光線も調整してできたのが下の画像。
シャドウ部の階調をもう少し出したいのですが、現状の評価版では部分補整ができません。
アナウンスされているレイヤー機能でこれが可能になるのではないかと思います。

あと、評価版にはヒストグラムが表示されていませんが、製品版には乗っていると思います。

リライトAIの効果に関しては、もう少し変更幅を大きくできても良いかと感じました。

Luminarはアップデートの度に、いろんな面白い機能を備えてきます。
Photoshopとの違いは、プロに対しては今回の様な痒いところに手が届く様なものであったり。
最後にエッセンスを加える様な用途として。
アマチュアの方にはPhotoshopが非常に敷居が高いものとなっているので、気軽に使ってもらえるアプリで有り続ける?
そんな気がいたしました。

製品版でどこまでブラッシュアップされて登場するのか楽しみです。

Luminar Neo 評価版を試してみた その3

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