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勝者と敗者
Live Judge による日本では初めてとなるNAPAプリント・コンペが無事に終了しました。
コンペに付きものなのが、勝者と敗者です。
勝者は表彰式の舞台に上がり、敗者は作品が展示されることなくかたづけられてしまいます。
しかし、これは目に見えるほんの些細な事でしかありません。
本当の意義は、そのコンペに挑戦することで、自分と向き合い作品を創ることにあります。
そして、ジャッジから得た批評を次の作品づくりにフィードバックし成長に繋げる事が最大のメリットです。
評価された多くの作品と自分の作品を比較することでも得るものは限り無くあります。
表彰台に立つ人を見た憧れは、自分のモチベーションのアップに繋がります。
そして、コンペに挑戦した人と人に生まれる感情は温かく、懐かし記憶を彷彿とさせてくれます。
そこで出会った人達は、尊敬できる人格も持っています。
そんな人達の輪に加わることは、フォトグラファーとしてだけでなく、人間として成長させてくれるものです。
だから、私はコンペへの挑戦を続け、それを日本にも作りたかったのです。
今回、応募が間に合わなかった方は、次回は是非応募してください。
表現者として成長を望む人へ、コンペは常に扉が開かれています。
