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Wacomの液晶タブレットMovinkの使用インプレッション

Wacomさんからお借りしている最新の有機ELの液晶タブレットMovinkの使用感のインプレッションをお届けします。

 

まず、デュアル・モニターで板タブを使って来たので、今回はモニターが一つ増えた事になって、設定に悩みました。
要はPhotoshop作業時に拡大して手元の液晶を見て作業するにはどうすればベストなのか?と言うところです。

 

結果はメインのモニターにMovinkをミラーリングして、普段は従来同様にデュアル・モニターをマッピングしました。
常時はMovinkに映ってる映像は無視して使用します。
そして拡大して手元を見て作業したい時はマッピングを切り替えてメインモニターだけにする事で、Movink上で作業すると言う具合です。

手に持つペンのボタンにマッピングの切り替えを割り振っておけば、素早く切り替えられて便利です。

 

実際の使用感ですが、有機EL液晶の出来が素晴らしいです。
板タブのIntuos Proよりも薄く軽い、この出来栄えは出張時に有難いです。
しかも、USB-Cケーブル1本で給電され接続完了。
色温度や輝度の設定をすると、キャリブレーションしているEIZO ColorEdge CS2740と大きな違いは感じないレベルです。
モニターとして認識しているので、Xrite i1 Proでキャリブレーションしてみようとしてみましたが、i1Profiler でセンサーのキャリブレーションまでは出来るのですが、実際に実行するボタンがグレーアウトしていて出来ませんでした。
こちらはXrite側の問題ぽいです。

使用感は、今までは細かい作業をモニターを見てやっていたわけですが、手元で実際に絵を見てペンで塗る作業は、想像以上に気持ちいいです。
有機EL表面でのペンの滑りも滑らかです。

と良いことばかり書くと、メーカーの回し者になってしまいますね。
部分的に熱を持った部分が存在します。
まあ液晶なので当然ではありますが夏場は不快と思う人もいるかも知れません。
逆に冬場はいいと思います。
私は部屋の温度が上がらない朝の事務所では、オープンフィンガー・グローブをして仕事してるくらいですので。

あと、Intuosを使ってきているので、ホイールでブラシサイズを変更してきました。
PsのショートカットでOpt+Ctl+カーソルの上下左右を使っていますが、LrやPsでもCameraRAWフィルターでは、これが使えません。その場合はホイールが活躍しているのです。
クセでつい手が行ってしまいます。

ペンが細くなり、デザイン的にはシャープな印象で格好良くなりました。
しかし、グリップし辛くなってボタンが押しにくいのはマイナスです。

総合的に見て、液タブは買い❗❗だと思います。
ただ、このMovinkが現在バカ売れ状態で、入荷しても即完売で入荷待ちとなる大ヒット。
運が良くないと買えません。(^_^;

とここまでやって実は私、老眼が進みメガネ無しでは仕事出来ません。
普段は遠近両用ですが、コンピューター作業はその距離に合わせた仕事用メガネです。
手元の液タブをみるとピンボケに・・・。(T-T)

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