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私の教科書。(本シリーズ3)
私がPhotoshopを使い始めたのは4.0から。
当時、町の本屋で本を買うも書いてる事は「こんな事ができるよ」。
私が欲しい「どうすれば美しい階調や色彩を得られるか?」は書かれていない。
田舎の書店には需要が無いので専門的な解説本は売って無い。
ネットで買うも帯に短したすきに長し。
わたしに丁度良かったのが早川廣行先生の【Photoshop6.0プロフェッショナル】
基本から応用まで網羅されていて目からウロコの思いだった。
早川先生が主催する電塾も知り、さまざまな情報はそのサイトの今は懐かしい掲示板から得られた。
そこで得られた撮影やレタッチの現場の声は今ほど情報の無かった当時には基調な存在だった。
2冊目(写真右手)は電塾の掲示板で知り購入した鹿野宏さんの「デジタルフォト講座 BASIC」。
こちらも基礎から現場で使える実践テクニックまで。
Photoshopだけで無く、デジタル写真全般を改めて基礎から理解させて頂いた。
この写真の本は改訂板?だった様に。
初版は知人(誰か覚えていない)にプレゼントした様に思う。
先の本で私は早川先生のファンになり、その後発行される著書はたぶん全部買った。
一昨年、縁があり鹿野現塾長を四国にお招きし、セミナーを開いた。
その夏、早川先生のご自宅へお招き頂いた。
本棚に並ぶ著書を指さし、「どれでも持って帰っていいよ」と言って下さった。
私が全部持ってることをお伝えすると「じゃあ」と下さったのがこれ(上の写真)。
アジャンタの文化遺産を保存する日本とインドの共同プロジェクト。
中は英語ばかりでちんぷんかんぷん。
でも、宝物。
電塾も世代交代し現塾長は鹿野さん。
早川先生はご自身曰く「ご隠居」。
デジタル写真の黎明期において重要な役割を果たし、今もなお精力的に活動されるお二人と仲良くさせて頂いて居ることに改めて感謝。
15年くらい前、早川先生が四国で講演された時の電塾の創設当時の話。
会の名前を「ハイエンドデジタル・カメラ被害者の会」にしようかと思ったという笑い話が懐かしい。