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2位じゃダメです。

スパーコンピューター富岳が世界一になったというニュースがございました。
かつて、民主党政権で事業仕分けが行われた際「2位じゃダメなんでしょうか?」と蓮舫議員が発言したことは話題になりました。

私の見解を申しますと。
1番高い所からしか見られない景色がある。

だから1番を目指す。

 

私は数多くの国際コンペで1位を獲得しました。
正直申しまして、狙っていた訳ではありません。
初挑戦から4回連続で入賞ギリギリの80点ジャストのシルバー・アワードしか取った事は有りませんでした。
だから1位なんてたいそうな事は考えたことすら無く、せめてシルバープラスの85点を超える点数を取りたい。
そう考えていました。

しかし、思いもよらず1位に選ばれました。
そこから自分の中で違うものが見え始めたのです。
世界コンペで賞を受賞し、かつ上位へ行くためには西洋美術の価値観を理解することが必要でした。
同時に、そこには日本美術の価値観や日本人の感受性は存在させてもらえない事を現場で目の当たりにします。
それまでは、自分の事しか考えいなかった作品づくり。
それが、日本美術を世界コンペでも理解してもらえる様、その為に頑張ろう。
そこを達成して初めて日本人が世界で認められたと言えるのでは無いか?
そう考える様になったのです。

現状では、いくら日本美術を口にしても所詮、負け犬の遠吠え。
なので今は、1位が欲しいです。
とにかく、目立つ所に立って少しでも多く世界のフォトグラファーに私を知ってもらいたい。
いつか、私が審査員となり「KOJIMAが言うのなら、その絵は凄い作品に違いない」という存在になりたい。
そこで、はじめて日本美術や日本人の価値観を世界に理解してもらえるのだと思うのです。

言葉の壁は確かにございます。
英語の勉強も少しずつはじめましたが、付け焼き刃。
日常会話すらまだまだ。
日本語の繊細なニュアンスを伝えることは難しいでしょう。
でも、英語の達者な友人はたくさん居ます。
人種のるつぼで有るアメリカなら通訳も許容されるハズ。

改めて申します。
私は1位に拘ります!
ただし、1位は目的ではございません。
それは手段に過ぎない。
目的は日本美術、そして日本人の感受性を世界に知ってもらう。
その文化がどのように醸成されたのか?
なぜ、東日本大震災のあの大変な時でさえ、社会秩序が保たれたのか?
救援物資の配給を行儀良く待つ民衆を見て、世界中が称賛しました。
なぜ、そのような民度を持っているのか?
それを伝えることが日本、しいては世界に貢献できると信じているからです。

2位じゃダメです。

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