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復興五輪は・・・

Amazon  prime に観たかった作品がラインナップされたので映画鑑賞。

Fukushima50

あの東日本大地震の際の福島原発で起こった実話を元に書かれた門田隆将 氏原作を実写化したものです。

 

アメリカ製の原発はタイフーンを想定し、冷却用非常用電源は低所に作られていました。

津波によりそれを失った原発は暴走し結果は誰もが知るところ。

 

福島を、日本を護るため現場で働く電力社員は、決死の覚悟でそれを止めるべく戦いました。

その物語。

 

怒鳴り散らし、パフォーマンスで現場の邪魔をした菅直人首相の事は有名。

専門分野に素人が口出す怖さ、無能な人が政治トップとなる事の恐ろしさを思い知らされます。

この物語で人の責任感を考えました。
仕事や立場が人間を作ると言えます。

もっとも、その立場に立っても何も学ばない人は居ます。
今の政治や行政、マスコミの仕事ぶりはそうと言いがたいものかも知れません。

 

映画の最後に「東京オリンピック、パラリンピックは復興五輪と位置づけられ、聖火は福島からスタートする」と流れます。

色々な思惑により迷走したオリンピックを東北の人達はどう受け止めているのでしょうか?

報道も政府や行政も、それに全く触れない事は、あの震災や津波すら忘れてしまったかの様で。
寂しく切なく。

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