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フレスコ・ジクレー
絵画にフレスコ画というものがある事をご存じでしょうか?
大雑把に言うと、漆喰を壁などに塗って、それが乾ききらないうちに絵を描くと、後に漆喰が硬化し絵(顔料)を封じ込める画法です。
ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の壁画などが代表的です。
その技術を応用したインクジェット・ペーパー[フレスコ・ジクレー]があったのですが、一時販売を大判のみとしていたのが、A4やA3と言ったカット紙の販売を再開しました。
それで、早速ご協力を頂きテストを。
実はこのペーパー、エプソン専用となっておりましたが、私の使用するキヤノンのプリンターで使えないかテストしたいと申し出ていたところ、ペーパーを提供頂いたという次第です。
それで、今日はプロファイル作成用のパッチデータと、プリントの解像感を見るためのデータを出力しました。
プロファイル作成のための測色と、解像感の確認は印刷後の定着が早い顔料プリンタではありますが、明日にしたいと思います。
漆喰は空気中のcお2との化学反応で硬化するのでパッケージはこんな感じ。
プリント直前にパックから取り出して、すぐ閉じる必要があります。
取り扱いが若干神経質です。