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剣山まで

昨日は剣山の紅葉調査?に行って来ました。

スキーをしていた頃、冬には毎週の様に上っていた貞光からのルートです。
およそ1時間半でスキー場(跡)に到着しました。
せっかくなので、懐かしい場所を一目見ようと車をおりましたが、閉鎖され長く経ち、ロッジなどはロープで立入禁止(当然です)で、リフト設備がサビサビで寂しいものでした。
下界は快晴でしたが、山の上空は霧雨で、標高1500mという条件+風の寒さも加わり、よけい哀愁が漂いました。

見ノ越登山リフト近辺は連休中、車が駐められず狭い道に長蛇の列だったと聞きましたが、平日なのでそんな心配はありませんでした。
私は膝が痛くなるので山歩きはNGです。
最初からリフト乗り場までしか行くつもりが無かったのですが、この辺りは紅葉にはもうしばらく先の様です。
リフトで上がると紅葉も見頃だったのかも知れませんが、上はスキー場同様に霧雨の様な感じだったので行きませんでした。

下りてこられた方に話を伺うと、雨と霧で何も見えなかったとか。
そういった装備もしてなかったので行かなくて正解でした。

見ノ越近くの展望スペースにあるテーブルと椅子を利用して昼食を取りました。
お湯を沸かして、温かい蕎麦を妻と分けて、おにぎりと一緒に頂きます。
ご近所さんに頂いたピザも小さいフライパンで温めて食べました。
フタが無かったので全体的に温める事は出来ませんでしたが、生地がパリッとして美味しく頂けました。

下山前に、ラフォーレ剣に立ち寄りました。
ここの現在の支配人(たぶん)は30年以上前からの知人です。
もともとは、高松のBEAMSで務められていた時に、接客が心地よくリピートさせて頂いていたのですが、The North Face のショップも系列店で、そこでも店長としてお世話になった方。
THFでの店長時代に仕事柄、山登りと関わりハマってしまったみたいで、定年退職後の今は山小屋で働いています。
懐かしい話や、山のこと、人のことを話して後にしました。

帰りに土釜の風景を撮影しました。
風景写真を撮る事は少ないのですが、画像処理のサンプルとして必要となることもあるのです。
撮影していると、私より少し若いと思われる白人のカップルがきました。
挨拶をすると、普通に日本語を話されます。
20年前に帰国するまで、日本の大学で学び、日本のコンピューターメーカーで営業マンとして働いていたそうです。
日本語が上手な訳です。

彼らを直ぐ近くの鳴滝に案内し、お別れしました。
その日のうちに高松へ、翌日は直島で、またその翌日は金比羅行って、東京に発つとか。
残念ながら、脇町のうだつの町並みはルートには入っていませんでした。

徳島は何も無いと、地元の人も言ったりしますが、都会には無い豊かな自然が残ります。
車を少し走らせただけで、それを満喫できます。
もしかすると、都会よりずっと贅沢かもしれません。
 

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