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最初で最後のモテ期?
【最初で最後のモテ期?】
先週、zoomでセミナーを開催しました。
タイトルは「作品撮りの極意-完全マスター講座」。
作品、つまりはアートを意識した撮影をするにあたり、そもそもアートとは何か?
それを歴史から検証し、どの様に変革したか?
日本と世界の違いなども考えながら、そこに求められるものをお話ししました。
20時から23時までの予定でしたが、時間足りずちょっとオーバーしてしまいました。
ただオンラインと言うものは難しいもので、スライドを画面共有すると参加者の皆さんの顔が見えなくなってしまいます。
つまり、反応が見えて来ません。
これはお話しさせて頂く側としては、かなり厄介です。
反応が分かれば、内容をもっと膨らませるか、或いは短くしてアプローチの仕方を変えるか、その判断が出来るのですが、それが出来ません。
zoomにはiPhoneでも入っておりましたが、画面には数人の方のお顔しか見られないので、Macbookで入っておけば良かったと、勉強になりました。(以前入れなかったけど入れるのか?)
3時間あまりお話しさせて頂き、Facebookで友達リクエストとメッセージで感想を伺うと、満足頂けた方もいらっしゃったと解り、少し安堵致します。
さて今回は2月にベガスで初めてお目に掛かった 早坂 華乃 さんとのコラボでした。
彼女はブランディングと言う視点で撮影し、またフォトグラファーへのセミナーをなさっています。
そんな彼女も、WPPIで見た作品に触発され、フォトグラファーとして新たな挑戦をしたいと、9月に東京で行ったセミナーにご参加頂いたことが、今回の開催につながりました。(彼女はその後、コンペに挑戦し何と2位に!)
こんな風に裾野が広がり、より多くのフォトグラファーが作品作りをする事で、結果スキルアップとなり、顧客満足度を高める事に繋がれば本望です。
かつてイタリアのフォトグラファー、ルイジ・ギッリはこう言いました。
「写真家とは、外部世界についてイメージという見地に立ち必要な応えを出すべく、経験、職業的専門性、豊かな文化的知識をたずさえ行動する者」
フォトグラファーも最近では神社でトラブルを起こしたりとメディアで騒がれてしまう始末です。
私たちは表現者のはしくれ。
それを自覚して行動し、彼の言葉を噛み締めて欲しいです。
さてセミナーの参加者はと言うと67人と大盛況でした。
うち女性が60人と、美馬市(人口3万人弱)と言う田舎に住むフォトグラファーに、人生最初で最後のモテ期到来かと妻に言うと「そんな訳無いだろ!」と一蹴され撃沈でした。
写真は The BIPP Fellowship 20panels 19/20