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フェローシップ10/20
The BIPP のフェローシップを取得した20枚のパネルの10枚目です。
この作品は、フローリストの 山本 ミサ さんからコラボのお話しを頂いた際に、考えたものです。
年老いた、桜の木の精霊が寿命を迎えようとしているところです。
頭の花の多くが散り、残り時間が少ない事を表現しています。
足元には古いアルバムや結婚写真を置いて、彼女が人生を思い返していたことを示唆しました。
目を閉じ、微笑んでいる様な表情から、その人生が幸福であったことを感じられる様にしました。
この女性は美馬市脇町のうだつの町並みで酒屋を営んでいます。
彼女には2人の子供がいます。
そのうちの1人、長女が私と同級生です。
そんなよしみでお願いしました。
私の母はすでに他界していますが、彼女は背筋も伸び元気に今日も店で立っています。
The BIPP Fellowship 20Panels 10/20