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26年

26年。

もうそんなに経った。

あの日、大きな揺れで目が覚めた。

慌ててテレビを付けると神戸の街が

そして、あちらこちらで火が出ている。

信じられない光景。

 

あの日から私たちは何を学んだのか?

救助に向かう自衛隊を阻む瓦礫の山。

道を塞ぐ車を移動させるためには所有者の許可が要る。

一刻を争う救助の現場を法律が邪魔をする。

 

陸路を諦め海路を選ぶと港には自治労をはじめとする労働組合が「人殺しの自衛隊は来るな!」と。

公務員の言葉とも思えない。

 

そんな事をしてる間に被災者は息絶えていった。

火は燃え広がり生きながらに焼け死んだ人々

 

もし自衛隊がこれらの邪魔を受けず活動出来ていれば、どれだけの命を救えただろう。

それを可能とする緊急事態条項というものが日本の憲法には書かれていない。

首相の判断により法律を超えた判断を許可するもの。

それは世界中のどの国の憲法にも備わっているもので、日本の憲法に備わっていないもの。

 

理由は日本国憲法の制定された

敗戦当時にまでさかのぼる。

憲法は進駐軍により作られた。

戦時国際法のハーグ陸戦条約に違反して。

当時は緊急時の対処はアメリカ軍が行う事を想定していたゆえ、緊急事態条項は盛り込まれる事は無かった。

 

しかし今の日本は主権回復した独立国家。

ならば緊急事態条項が必要である事は誰の目にも明白。

あの震災から26年経った今も憲法改正はされず、それがゆえにコロナにおいても国民の良識だけが鎮静化への頼り。

 

憲法審議会の開催すら邪魔をする野党。

議会23の勢力を持ちながらもやる気を見せない与党。

国会議員が悪い!

しかし、その国会議員を選んだのは他ならぬ私たち国民。

私たち一人一人が変わらなければこの国は変えられない。

26年前に亡くなった人たちも浮かばれない。

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