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曇りは写真日和。
今日は桜の咲く公園で小学校入学をされるお客様方のロケ撮影をしていました。
天候は雨上がりの曇り空でしたが、暗い雲ではなく撮影には最も適した天気でした。
なぜ、適しているのかと言いますと晴れていると陰影が強過ぎて（コントラストが高い）私の大好きな逆光で撮影すると、空や地面は白く飛んでしまいカメラにデータが記録されないのです。
また、横からの光の時などは顔にも強い影ができてしまいます。
太陽を見ると空に点で浮かんでいるのが解りますね。
これを点光源と言いまして、陰影が強くなる光源なのです。
カメラに付いているフラッシュが光ると同様に強い影がでますよね。
それも同様です。
力強さを強調したい時には、この光が適しています。
それに対し、曇り空は面光源。
太陽は雲に遮られ光は乱反射し大きな面で地上を照らしています。
晴れた日ほど、光は強くありませんが優しい光で包んでくれます。
家族写真や子供さん、女性を撮る時はこんな優しい光がいいですね。
写真は光の芸術です。
光を知ることで表現したいこと、伝えたい事をより具体的に表現出来る様になります。
そんな光を意識して撮影にチャレンジしてみてください。
写真がきっと楽しくなりますよ。(^^)
