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空海の見た景色
Cosmos Awards 入賞作品のご紹介。
四国と言うと88カ所参りは誰しも想像されると思います。
その開祖である弘法大師は高知県室戸にある洞窟、御厨人窟(みくろど)で修行をなさいました。
その洞窟から見た外の景色が、空と海だった事から空海と名乗ったと言われています。
私は、弘法大師空海が修行の果てに悟りを開いた時、目にしたのは、まるで浄土の様な優しい光に満たされた空と海だったのでは無いか?と想像しました。
この作品は、そんな想像をもとに、御厨人窟の前に広がる景色を撮ったものです。
図らずも私の尊敬する 杉本博司 氏の海景へのオマージュとなりました。