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江之浦奇譚

杉本博司氏の新刊「江之浦奇譚」が届いた。
奇譚「きたん」と読むらしい。
珍しい話や不思議な物語を言うのだそうだ。
彼の著書は難しい言葉がたくさん出てくる。
私が読み進めるには辞書も必要なのだ。

彼の新刊が出たのはおよそ5年ぶり。
肩書きは、現代美術作家、あるいは写真家、建築家、演出家だったりと多岐にわたる。
その中には物書きと入ってないから、これは職業では無いのだろうが、私にはどの作家よりも楽しみな本を出してくれる。

私は彼を知った時、まさに虜となってしまった。
彼自身が利休やデュシャンのそれで有るように。
あのジオラマや劇場を撮ったフォトグラファーが何を想い、何を考え生きているのか?
例え断片であっても、それに触れられるのは至福なのだ。

20年余り、ずっと彼を追いかけてきた。
少しは近づけているかと思っても、彼の新作を見る度にさらに遠ざかっていることを思い知る。
秋の夜長しばらくはこの本と添い寝する。

江之浦奇譚

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