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プリンター修理

使用しているプリンターのPro-1000の調子が悪くなっていました。
プリントの最初か最後の20%くらいで出ないインクがあるのです。
それも毎回ではなく、確率でいうと2割くらいです。

まずは、ヘッドの状態を確認するために、ノズルチェックプリントをしましたが、問題なし。
でもとりあえずは、ヘッドクリーニングもしますが解決には至りません。
また、他にもいろいろ、ヘッド調整なども行いましたが治りません。

サービスパックという修理費用が掛からない保守サービスは購入後5年までしか契約できません。
安易な修理は費用が掛かるので、もう少し問題を考えてみました。

接続はLANです。
近頃ネットの速度が低下する事もあるので、スイッチング・ハブの経年故障も考えて、USB接続してみましたがそれも問題なし。
他のMacからプリントしても、同じ結果でした。

どうやら修理しか道は残って無いと言う事でサービスに連絡しました。
修理は基本、引き取りサービスの様で、最初に空箱が届きます。
梱包後に集荷依頼をするという流れです。
一応、失敗したプリントや、ノズルチェック、ヘッド位置調整などの結果プリントも一緒に送りました。

送付からしばらく経って連絡がありました。
ヘッドの故障だったみたいです。
他にもキュリッジフレキ劣化、インク吸引部インク固着と言う事でキャリッジ・ユニットとパージ・ユニットを、それぞれを交換でした。

かかった部品代はヘッドのみで61,200円。
技術料が43,800円。
合計105,000円に消費税で締めて115,500円の修理代がかかりました。

昨日、届いたので早速使ってみると、ちょっと衝撃です。
音がものすごく静かになりました。
この機種はA2という大きなサイズまでプリントできるので紙とヘッドの間隔を一定にするため、紙を吸引するのですが、その作動音しかしません。
使っている間に、色んな部品が消耗していたのでしょうね。
あと、グリスアップなどもされたのでしょう。

購入したのは発売されてすぐなので、およそ8年前です。
プリンターの寿命として考えると、普通はもっと早く新型に置き換わっている時期です。
しかし、この機種の新型は発表されません。
風の噂では現在のインクジェット技術は、ほぼ限界に達しているそうです。
より階調性を求めるとインク数を増やすしか方法は無いとか。
現状12色なので、確かに微妙なところです。
紙によって変わってしまう白色も白インクの原料と技術的な問題などで、こちらも現実的では無いみたいですし。
(テキスタイル用の工業用途プリンターには白インクがありますが、メンテナンス性など問題はあるみたいです)

そんな訳で、プリンターも復調し次の新型が出るまでは当分現役続行となりました。
いつ出るか解らないプリンターですが、できればしばらくは出ないで欲しいかな?😄

そうそう、今回の事で思ったのはカメラの様にプリンターもオーバーホールとか有ってもいいのでは?

 

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