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CP+2024 登壇してみて。

2/25 CP+のステージに立たせて頂きました。主催者さまより依頼を頂いた時は何も考えず、喜び勇んでお引き受けしましたが、前日会場を訪れるとそれを後悔しました。

同じステージに立つのはYoutubeで人気のあるフォトグラファーのイルコさん。
満員御礼の立ち見で埋め尽くされています。
一般の方には無名の私が登壇して誰が耳を傾けてくれましょうか?
客席ガラガラの悪夢が脳裏をよぎります。

一夜明けて、いざ会場へ。
お声かけくださった、渡辺さんにお目にかかると、会場をご案内下さいました。
プラレールや、街のペーパークラフトの展示は来場者への配慮と新規顧客獲得の工夫で、イベント開催者の苦労を垣間見ました。

そうこうしてるうちにリハーサルの時間。
MacにHDMIケーブルを繋ぐと信号が出ていません。
映像さんがすぐに中継器を交換して難なきを得ます。
パワーポイントの途中で、PhotoshopやLightroomに変更するのはMacのMission Controlで行う予定でしたが、ステージ上のモニターを横から見てデモをするのは無理であることがすぐに判明。
画面を「拡張」から「ミラーリング」に切り替えるために設定ウインドウを出すのはスマートじゃ無いし、どうしたものか?
ふとMacのキーボードに目を向けるとTouch Barに「拡張・ミラーリング」の文字が。
なんと便利!ここに触れただけで一発切り替えが出来るではありませんか。

胸を撫で下ろし、控え室に戻ります。
今月初めの風邪の後遺症か、喉が渇くと咳が出るので飴をなめながら出番を待ちます。
ここまで来たら、まな板の鯉。
なるようになれと、開き直りです。
MCのアナウンスが入り、カーテン・オープン。
出ていくと最前列に、友人の佐々木さん夫婦が笑顔で出迎えてくれています。
最後尾の人の中にはキヤノンのインクジェット開発者でプリンターの産みの親、中島さんが見護る様に立ってらっしゃるのが見えたのでそっと会釈。
こんな時に知り合いの顔を見られるとホッとします。

挨拶をしながら観客席を見渡すと心配に反して、ほぼ満席に近い感じです。
前半は私の自己紹介から国際コンペの実績や仕組み、評価基準を話し、作品を使ってその背景やポイントを解説。
ここまではまるで授業のようなう内容だったので、皆さん真面目な顔つきで、反応はよく分かりません。
動きが出たのは現像のビフォー・アフターを出したところから。
一気にスマホのカメラが向けられ関心の程を知ります。

現像デモは分かりやすかったと、たくさんの声を頂きました。今もYoutubeで視聴数が伸びているLIVE中継
観てメッセージを下さった大学教授の方とはFacebookフレンドになり、同様に観て下さった方がサロンに入会と、反響を身体で感じています。
途中、動画の音声が出ず、確認漏れがありました。
毎日、台本を読み返し修正は当日の朝まで。
万全を期すことは出来ませんでしたが、コンテストは腕試しでは無く、学びの場と言う思いは届けられたかな?と思います。

こんな貴重な体験をさせていただけた渡辺さんには感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
寒い中、足を運んでくださった友人や観客の皆さんにも、本当にありがとうございました。
そして家族の支えがあっての私です。みんな、ありがとう。

これからも写真を愛する皆さんの役に立ち、写真を通じて社会貢献できる様に努めたいと思います。

CP+2024 登壇してみて。

CP+2024 登壇してみて。

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