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13年目の3月11日

NHK BS1で今朝、偶然観たのは「空港ピアノ」という番組でした。
2021年に放送されたものの再放送だったようですが、登場したのは仙台空港。
置かれたピアノは津波にあいながらも、修理し復活したものでした。

持ち主の方は地震から3日後に現場に到着、瓦礫の中に傾きながらも存在していたそうです。
「自衛隊の方が大切に運び出してくれました。」
と、今は自宅の辺りは、当時と全く異なる風景に立って話されていたことが印象的です。

こころに残ったのは、パイロットの男性が弾く「君をのせて」(天空の城ラピュタより)でした。
男性は弾き終わった後に語りました。
進学する息子さんに「どんな事があっても、死ぬな」とだけ言ったという話。
簡単な言葉の中に、強い想いがこもっていました。

今日、あの震災から13年経ちます。
いまだ、避難生活をする人は2万9千に上るそうです。
国の復興支援について具体的な事は知りません。
しかし、国会の非建設的な質疑を見ていれば、彼らが誰の為に政治をしているのかは肌で感じます。

避難生活をする人達に、1日も早い平穏が訪れることを願わずにいられません。

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